シロップ×シロップ  【完結】
少しためらった後、友里が思い切った様に口を開いた
「あ、あたしね・・・」

「・・・?」
ユーシンが不思議そうに友里を見た

あきらかにいつもと様子が違う
「どした?」

「・・・・・・・・・。」
ユーシンに正面から見つめられ、思わず視線をそらす友里


ドキン・・・


ドキン・・・


「具合悪ィのか?」
ユーシンが友里のおでこに手を当てる

「ッ!!!」
硬直する友里

「あ〜。なんか熱っぽいかもな」
もう一方の手を、自分のおでこに当てながらユーシンが言った
「どっか座れる場所に移動すっか?」
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