シロップ×シロップ  【完結】
「ここが別荘!?」

午後9時

ナツメ達の乗った車は、ユーシンの知り合いの別荘の前に到着した。

が、それは別荘と呼ぶには、あまりにも大きな屋敷で・・・

「別荘だよ」
驚いているナツメに、いつもより低めなテンションのユーシンが答える
「話は通してあるからよ。さっさと入ろうぜ」
指でつまんだ鍵束をチャリンと揺らす

「了解♪」
ナツメがアクセルを踏む


― 首里城からここに来るまでの間、昼間のにぎやかさが嘘みたいに車内は静まり返っていた
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