シロップ×シロップ  【完結】
「つまり、仲間割れした犯人の一人が、空港でリオくんにシーサーの目である宝石部分を預けた、と?」

刑事の言葉にヒロキがうなずく
「シーサーを像のまま沖縄から持ち出すより、細かく砕いた方が発覚しにくい。目である宝石は、純金部分より高価だったんでしょう」

「なるほど」

メモを取る刑事の後ろから、奈美達がやってきた
「ひゃ〜。緊張したぁ〜」

「お疲れさま」
記者会見を終えた3人を見て、微笑むヒロキ

「ヒロキも来ればよかったのに」

「俺は社会人だから色々めんどうでね。それに3人が解決したって方が世間的には面白いよ」
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