シロップ×シロップ  【完結】
いま考えると、この言葉がもっともふさわしいんだろう

自分の情熱のすべてを捧げた人・・・。

命さえ捨てても構わなかった・・・。


― 機内アナウンスが本島到着を告げる

ヒロキは久しぶりに自分の過去を思い出し、軽く頭を振った


ジーッ

隣に座るリオが、自分を見ている事に気付く

「???。どうした?」
頭をポンと叩く

「えっとね〜。誰か当てるの」
そう言うと、リオは後ろの席のユイ達に視線を移した

「・・・当てる?」

「うん」
訳がわからず、今度はヒロキがリオをジッと見つめる
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