シロップ×シロップ  【完結】
「ユーシン?聖鈴学園じゃないけど・・・」

通学の満員電車の中、あたしの質問にユイが答えてくれていた

「そうなんだ(・・・よかった♪)ユーシン君て、大きなバイクに乗ってるね。どこかのチームに入ってたりするの?」

「入ってるって言うか・・・」

車内アナウンスが駅名を告げ、扉が開いた

「あ、ここだよ。降りよう」
ユイが手を引いてくれる


駅のホームには、ユイやあたしと同じ制服の子達がたくさんいた

「ユーシンは、自分のチームを持ってるよ」
ユイが続きを話し始めた

「・・・チームを持ってる?」
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