シロップ×シロップ  【完結】
「奈美、ちょっと話があるんだ」
夜空を見上げている奈美に、ヒロキが声をかけた

「え・・・?」

「いいかな?」
他の3人から離れる様に、少し先の方を指さす

「う、うん」

ヒロキと2人で話をする
奈美にとっても望んでいた事だ


その場を離れ、ヒロキの後を付いていく


あの時、助けてくれた背中を見つめながら・・・


人混みを抜け、外灯がポツンと立つ場所で、ヒロキが立ち止まった。

奈美は内心のドキドキを抑えながら
「話って・・・なに?」
とたずねる

まさか、ヒロキが自分に告白してくれるとは考えてないけど、緊張していた
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