シロップ×シロップ  【完結】
「お金も貯まったし、何か店でも開こうと思って」
ナツメは思いついた様に
「そうだ。不二子さん化粧品の会社やってましたよね。・・・メイク用品専門店もいいかな?」

「・・・・・・・・・。」
不二子と呼ばれた女性が、黙ったままなにやら考え込む

「どうしました?」

「・・・もったいないわね」

「え?」

不二子が、ナツメを正面からジッと見つめる
「具体的に、辞めた後の事を決めてないなら、私と少し遊んでみない?」

「え?アフターはチョット・・・」

「違うわよ」
不二子が面白そうに笑いだした
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