シロップ×シロップ  【完結】
夜坂は軽く微笑むと、TVのカメラに向かい
「仲の良い友達ですよ」
と答えた





「帰国してみりゃこの有様だからな。勘弁してほしいよ」
夜坂のマネージャー、露木は疲れ切った様に言い、ペットボトルのスポーツドリンクを一気に飲み干した


都心にある高級ホテル


騒ぎが収まるまでは、しばらくここに缶ヅメ状態になる

「平気×2。視聴者は『お友達』で納得するさ」
夜坂はソファに寝そべり
「俺のこの微笑みでね♪」
ニコリと笑った

マネージャーがボトルを床に落とす
「つまり・・・本当に付き合ってるのかッ!?」

「微妙だね。彼女達はそう思ってるかもしれない」
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