シロップ×シロップ 【完結】
「・・・・・・なんだ宣伝か」
ユーシンがバツの悪そうな顔をした
「ならいいけどよ・・・・・・じゃねぇッ!ナツメは男だろうがッ!」
「でも、あたし達、何も聞いてないよね?」
奈美が口をとがらす
「誰かの個人プレーなんじゃない?」
ナツメは空になったカップをプラプラ揺らした
「も〜。女の子達からの問い合わせメールが山積みだよ」
夜坂は後部座席に携帯を投げた
「モテる男はツラい」
「お前がリークしたのか?」
運転しながら露木がたずねる
「宣伝も兼ねてね♪」
(嘘つけ!)
露木は眉間にシワを寄せた
― おそらくこの前のお昼みたいに、二人でいる時に他が近寄れない空気を作るためだろう
ユーシンがバツの悪そうな顔をした
「ならいいけどよ・・・・・・じゃねぇッ!ナツメは男だろうがッ!」
「でも、あたし達、何も聞いてないよね?」
奈美が口をとがらす
「誰かの個人プレーなんじゃない?」
ナツメは空になったカップをプラプラ揺らした
「も〜。女の子達からの問い合わせメールが山積みだよ」
夜坂は後部座席に携帯を投げた
「モテる男はツラい」
「お前がリークしたのか?」
運転しながら露木がたずねる
「宣伝も兼ねてね♪」
(嘘つけ!)
露木は眉間にシワを寄せた
― おそらくこの前のお昼みたいに、二人でいる時に他が近寄れない空気を作るためだろう