シロップ×シロップ  【完結】
― インスタントラーメンだった

(とりあえず、ネギや卵を乗せてくれてるんだ)
あたしは、ネギをきざむユーシンを想像して、また笑い出しそうになってしまった

(他のメンバーは、どんな料理作るんだろ?)

ユイが上手いのは、昨夜の歓迎会でわかってるけど

「管理人さんよぉ〜」
ユーシンが話しかけてきた

「楽しみにしてるからな。食事当番の日」
ニヤリと笑う

(・・・愚かな)
あたしが、料理下手だと決めつけている

両親は、二人で外食する事が多かった

家に残されたあたしは、当然自分の食事を自分で作っていた
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