シロップ×シロップ 【完結】
「ちくしょ〜・・・消防の奴ら、来る気配すらないわね」
咲子が4階の窓から外を見る
― あの後、やはり階下に降りるのは危険だと判断し、4階へと戻った
「・・・・・・ベルモンさん」
座っている奈美が、ひざを両手で抱え、小さくつぶやく
「しょーがないでしょーがッ!降りたらコッチが死ぬわッ!!」
「そうだけど・・・」
うつむく奈美
そんな彼女の頭をリオがなでる
「・・・・・・いつもと逆だね」
思わず苦笑した
― 階段の方から足音が聞こえた。
驚いてそちらを見る3人
「やぁ、ひさしぶりだね」
ヒロキが笑顔で立っていた
咲子が4階の窓から外を見る
― あの後、やはり階下に降りるのは危険だと判断し、4階へと戻った
「・・・・・・ベルモンさん」
座っている奈美が、ひざを両手で抱え、小さくつぶやく
「しょーがないでしょーがッ!降りたらコッチが死ぬわッ!!」
「そうだけど・・・」
うつむく奈美
そんな彼女の頭をリオがなでる
「・・・・・・いつもと逆だね」
思わず苦笑した
― 階段の方から足音が聞こえた。
驚いてそちらを見る3人
「やぁ、ひさしぶりだね」
ヒロキが笑顔で立っていた