シロップ×シロップ  【完結】
ユイがその中に交じるのを、ヒロキはガラス越しに見ていた

(そうだ・・・ピンクのエプロン。日高さんの奥さんの形見だから、みんなあれ着けるんだけど・・・・・・)
「ま、いいか」

しばらくの間、ピンクのエプロンはユーシンの物だと、思わせておこう

室内で、奈美がそのエプロンを、ユーシンに投げつけているのを見て
(今さら言えない)
と、ヒロキは思っていた



 
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