永遠(とわ)に果てぬ愛
寝起きってこともあって、頭が働かない。
呼吸だって上手く出来ない。
怜央から逃げようともするけど、体全体で押さえられていて動けない。
手だって動かせない。
されるがままだ。
抵抗しないのをいいことに、怜央は好きなように攻め続ける。
「やっ……」
合間に制止しようとするけど、言葉にならない。
それよりも、酸素を取り入れるので必死だ。
「はぁ……はぁ……」
ようやく唇が離れた時には、完全に酸素不足になっていた。
ゆっくり酸素を取り込みつつも、ぐったりして少しも動けないでいた。
「なんだ。和奏は下着つけているんだ」
「……は?」