永遠(とわ)に果てぬ愛
怜央の言っている意味が分からなくて聞き返す。
「え?ココ」
にっこり笑って、視線を下に移す。
私もそのあとを追うように、視線を移す。
その視線の先には、いつの間にかはぎ取られていた布団があった。
ぐったりしていたら、感覚も失ってしまったのだろうか。
はぎ取られていたのは、布団だけではなかった。
上半身だけパジャマが捲り上げられ、胸があらわになっていたのだ。
「ちょ、ちょっと、何やってんのよっ!」
急いでパジャマを戻した。
案外、邪魔されずにすぐに戻せた。
一体、何がしたかったのかと不思議に思う。
「今日は、これくらいにしとこうか」
そんなことを呟いてから、私の上から降りた。