永遠(とわ)に果てぬ愛
「莉奈、昼に話そう」
それに莉奈も頷いて、八塚くんを含めた4人で、移動教室のため歩き出した。
それから昼までの間、何事もなく平和に過ごした。
「それで、聞いて欲しいことって何?」
お昼を食べるため屋上へ行く途中、莉奈が話しを切り出した。
屋上へ行けば、怜央と八塚くんがいてゆっくり話せないだろう。
「昨日、パーティがあったことは知っている?」
「あー、昨日だったか。
知っているよ。アタシも誘われたけど、断ったんだ」
あっさりそう言う莉奈が、少し羨ましくも思う。
「何で断るの?
莉奈がいてくれたら、まだマシだったのにー」