永遠(とわ)に果てぬ愛
「すっごいムカついたことがあった。
それの話しもしたいんだけど、とりあえず私と拓海を暫く泊めて欲しいんだけど」
『は?両親はどうした?』
両親か亡くなったこともまだ話していなくて、かなり驚いている。
「んー、電話では話しにくいから、今から行っていい?」
『別にいいけど、ちゃんと話しなさいよ?』
「うん、分かった」
それから電話を切って、まずは自分の家へ行き、荷物の整理をした。
そして、拓海と2人で莉奈の家に向かった。
莉奈の家は、うちからバスでも30分はかかる。
こういう時、早く車が欲しいなと思う。
「いらっしゃい」
莉奈の家に着くと、莉奈のお母さんに出迎えられた。
莉奈から話しは聞いていたようで、笑顔で迎えられた。