永遠(とわ)に果てぬ愛
そうやって信用してくれる。
そして、協力してくれるから、安心して色々出来るんだ。
「じゃあオレ、帰りますね。和奏が帰ってくるんで」
「ああ。大事にしてやれよ」
「分かっていますっ」
そう言って、急いで家に帰る。
4人で帰ると拓海からメールが入っていた。
たった4日離れていただけだけど、早く逢いたい。
一緒に住んで、毎日顔を合わせていたから、4日でも寂しいんだ。
オレが家に着いた時は、まだ帰っていなかった。
それから帰ってくるまで、ソワソワしてじっとしていられなかった。
10分、20分が1時間にも2時間にも思えた。
こんなに誰かに逢うのが待ち遠しいなんて初めてのことだった。