永遠(とわ)に果てぬ愛
私は、四六時中一緒にいるのに、いざとなったら離れられるのだろうか。
家出した時も、たった4日のことだったのに寂しくってたまらなかった。
あー、なんだか泣きそうだ。
そのおかげで、結局寝ることなく朝を迎えてしまった。
「莉奈、今日逢える?」
起きてすぐに、莉奈に電話した。
『どうしたの?』
「んー、聞きたいことあって。
あ、八塚くんとデートとかだったらごめん。そっち優先して」
2人が付き合っていることを思い出して、焦って言った。
『一緒に住んでいるんだし、デートなんかより和奏優先。何かあったみたいだし、気になる』
そんなことを言ってくれた。
結局、ランチをしながら話そうってことになった。