永遠(とわ)に果てぬ愛



「とにかく、楽しいディナーで和奏の疑問をぶつけてきたらいいよ」


「え?」


「たぶん、昨日の今日だし。ちゃんと確信まで話してくれるよ」



相変わらず、莉奈の言っている意味が分からない。

首を傾げる私をよそに、莉奈は1人で納得しているし。


だけど、怖いんだよ。聞くのが。

呆れられたらどうしよう。

嫌われたらどうしよう。

そんな感情が、渦巻いているんだ。


そんな不安と闘っている中、怜央は現れた。




< 457 / 620 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop