永遠(とわ)に果てぬ愛
「とにかく、楽しいディナーで和奏の疑問をぶつけてきたらいいよ」
「え?」
「たぶん、昨日の今日だし。ちゃんと確信まで話してくれるよ」
相変わらず、莉奈の言っている意味が分からない。
首を傾げる私をよそに、莉奈は1人で納得しているし。
だけど、怖いんだよ。聞くのが。
呆れられたらどうしよう。
嫌われたらどうしよう。
そんな感情が、渦巻いているんだ。
そんな不安と闘っている中、怜央は現れた。