永遠(とわ)に果てぬ愛
さすが、よく分かっていることで。
その通りなので、頷いた。
「だから、2年後。世間でも成人して大人と認められるし。
今から予約していないと、他のヤツに取られたら嫌だから」
「そんなこと絶対ない。私は、怜央だけだもん」
それには自信があるから、力強く言った。
すると、ギュッと抱きしめられ、耳元でありがとうと言われた。
「その時になったら、もう1度プロポーズするから。指輪と婚姻届をセットで、和奏に言うから。
ずっと、傍にいて」
その真剣な眼差しと声に、涙腺が崩壊してしまう。