永遠(とわ)に果てぬ愛



「大丈夫。呼ぶのは、コレから先も怜央だけだから」



にっこり笑ってそんなこと言われたら、どうでもよくなってしまう。

和奏だけだな。

小さなことでイラついて、だけどすぐに溶かしてくれるのは。


オレはもう、絶対手放せない。

何があっても、和奏だけを愛し、守り抜くだろう。


寂しい想いなんてさせない。

飽きるまで、イヤ、飽きても傍にいる。

それだけ、和奏が愛しいから。



「和奏、愛しているよ」



キスと共に、愛の言葉を囁く。


まだ18歳で、高校生で子供だけど、この愛だけは誰にも負けない。

この先ずっと、永遠にそう思う。

愛しい和奏と一緒に、生きてゆくんだ。




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