あの日に戻れるなら…
元カレと現在

リズムの良い洋楽を呑気に聴いてるこの毎日。

私には帰る場所なんてなかった…

私、渕神 菜巳(仮名)は現在ニート。
ついこの間まで働いていた地元の帽子屋さんを辞めた

同時に親に家を追い出された。
原因は金をくれないからと…

私は文句なしに家を出た。

その日から今付き合って9ヶ月になる
彼氏の家に居候している。

もう居候して1ヶ月…

彼氏の名前は、三宅 拓美 (仮名)
私と同じ年の18歳。

高校は行ってなく拓美の地元の飲食店でアルバイトをしている。

拓美が帰ってくるまでいつも一人だ

この一人の時間に色々と思い出してしまう…
あの日の事。

毎日思い出しているだろう

だから一人の時間は嫌いだ!!

一人でいるときの自分が大嫌い。

拓美…早く帰ってきて…
そう思いながら過去の事を思い出す。

あの過去の事は忘れたくても忘れることできない。

なぜなら…あの過去の時間が愛おしいから。

戻れるものなら戻りたいよ…

あの時に…



…………



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