初恋涙
私と夢葉はその後を二人で並んであるいた。
玄関に入ると里菜と乃愛と恵夏がいた。
三人とも同じ小学校出身だ。私と隼人の事を知っていて、協力してくれている。
「みんなおはよー。」
「優奈おはよー。」
「おはよ」
「おっはよー。隼人となんか話した?」
いきなりそれか。みんな恋バナ好きだな。
「うん。話したよ。」
「まじ!?」
「何話した?」
「そんな大した事話してないよ。合唱コンクールの事ちょっと話しただけだよ。」
「そっかぁ」
「ねー優奈ちゃんちょっと来て。」
なんだろう。恵夏に呼ばれてついて行く。