愛なんかないわけないから
好きの反対の反対の反対の反対。
『好きだ。』
秋川に言われたのは一週間前
本当なのかはわからない。
だけど…真剣だった。
ここにいたら、何かダメな気がして。
何も言わず私はその場から走り去ってしまった。
『真優!!!!』
後ろから私の名前を呼ぶ声がしたけど
振り返らなかった。ってか、振り替えれなかった。
それから一週間、私は秋川を避けて避けて生活している。
廊下で見つかりそうな時はわざと遠回りしたり、
見つかっても無視。