愛なんかないわけないから

こんな生活がいつまで続くのかと思う今日この頃。

そろそろ疲れた。

「真優~?大丈夫?最近やたらと疲れた顔してるけど。」

遥が心配してくれた。

こんな時友達がいて良かったと

心から思う。

「うん…ちょっと色々あってさ…。」

「もしかしてお家の事?」

「あー…まぁそんなとこ?ははっ…」

遥にはまだ話してない。

まぁ話しても仕方ないと思うし…。

「なんか辛い事あったら言ってね?なんならうちにすんでも全然構わないし。」

「ありがと。」

なんか頭痛い。

いつもの偏頭痛かな?

「あ、次移動教室だ。真優、行こ?」

「うん。じゃあ、遥後でね。」

そう言って私は遥と別れて千佳と教室に戻ろうとした。


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