レンアイ不適応者
キセイ
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最初はただ、美味しいものが食べたくて
それは少しずつ、癒しの時間になっていって
気付けばただの店員さん、とは言えなくなった
「今日のおすすめのパスタ、ですよね?」
ふにゃりと笑う顔が可愛い年下大学生くんは
私の4年、後ろを歩いている
ひどく疲れた顔も、少しだけ明るい顔も
段々小さな変化に気付けるようになって
返してくれる笑顔に、胸の奥がとくんと鳴った
「今日もすっごく美味しい。癒される~。」
ほんのり赤みがさした頬を膨らませながら
食事を楽しむ年上社会人さんは
4年先を歩いている
二人の歩幅が揃うまで
「年下ワンコを飼ってます」
「俺の彼女が一番可愛い!」
の綾乃と健人が出会って
二人が自然に隣にいるようになるまでのお話
2024.10.11 完結しました
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誰かを好きになるということは
嬉しくて、幸せで、笑顔になって。
でも、それだけではなくて。
恥ずかしくて、痛くて、悲しくて、辛くて。
そんな想いを繰り返しながら
それでも手をのばしていく。
「すきって言うの、ずっと…怖かった。」
恋愛に臆病な女子大生・美海(20)
「気の利いたこと、言えないけど、それでいい?」
無表情かつ寡黙な大学生・圭介(21)
恋愛は、きっと『好き』だけではどうにもならないけれど
とてつもなく純粋な『好き』から始まるのが恋であると
相手がただ傍にいるだけで満たされて、
愛しく思えたときには愛になると
あなたと、君と、
出会えた今なら、信じられる。
執筆開始
2015.1.4
2015.6.29
完結しました。
2016.4.12
オススメ作品掲載
ありがとうございます!
オススメ作品掲載記念
「温泉旅行」
2016.4.16
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「ほ…本物…!?」
「あ、はい。声優、やってます。」
ハマっているアプリのアイドル声優が集うライブを見て、【推し】ではないユニットのリーダーに目を奪われてしまった里依(りい)
そんなことは生まれて初めてで、ライブの余韻が抜けないままぼんやりといつも通り、こっそりとしたオタクとして生活していたはずなのに…
「似てる人だな…とは、その…確かに思いました…けど。」
「さすがに本人だとは思わないですよね。」
本物に出会い、イベントでもないのに会話をしてしまうことがあるなんて…!
声優さんの邪魔をしてはいけない。
キャラクターと声優さんを同一視してもいけない。
ましてや、個人的な感情としての『好き』なんて、抱いてはいけない。
それは、ファンとしてあるまじき思いで、行動。
【ファンは恋をしないのです】
奥手アラサーオタク×二次元アイドルの中の人
「でも声優は、恋をしますよ?」
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