俺様王子様に振り回されて
それでも。


こんな、ズルイ奴でも。





私は、好きになっちまったんだ。









「・・・・・・嬉しい、よ。

すごく、嬉しいっ・・・・・・/////」




ぽそぽそと言えば、森井は嬉しそうに微笑んだ。






優しそうなくせに、妖艶な笑み。




心臓が、暴れだした。





















「―――よくできました♪」






森井は、甘く囁き。

















私に・・・とろけそうな、甘い――キスをした。


























―――――森井・・・。





私、お前といると、いつかぜってぇ、心臓がぶっ壊れる・・・。







どんどん深くなっていくキスの最中。




ぼやーっとした頭の中でそう思い、頭を抱えたくなったのだった。







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