俺様王子様に振り回されて
とか歩き出せば。
「・・・・・・なんで付いてくるんだ?」
森井はいたって平然と私の後ろに付いて来ていたのだ。
森井は、私の言葉に「そうだな」と頷き。
・・・なぜか私の右隣に来た。
え、なんで!?
動揺していれば、森井からこんな言葉が降ってきた。
「俺は、今日はまだ昼飯食ってねぇんだから。
ちゃんと、お前が作った弁当食わせろよ。」
思わずポカンとしてしまった。
だって、昼休みはもうあと少しで終わるっていうのに。
まだ、昼飯食わないでいてくれたなんて。
「・・・・・・もう、購買とかでパンでも買って食ってたのかと思ってた。」
ポツリと言えば、森井は私を真っ直ぐに見て言った。
「あのさ。俺は"お前が作った弁当"が食いたいんだよ。
お前と一緒にな。
先にパンなんか食うかよ。」
じんわりと。
胸にそんな言葉が沁みてきて。
なんだか胸がいっぱいになった。
顔がまたもや熱くなる。
やっぱ、コイツはスーパー危険人物だ。
私を、いとも簡単に動揺させる。
「ま。だから、俺を待たせたお前には、お仕置きだけどな。」
歩きながら、ニヤリと、奴は不吉な笑みを浮かべた。
・・・・・・・・・頑張れ、私。
ひそかに心の中でエールを送った。
「・・・・・・なんで付いてくるんだ?」
森井はいたって平然と私の後ろに付いて来ていたのだ。
森井は、私の言葉に「そうだな」と頷き。
・・・なぜか私の右隣に来た。
え、なんで!?
動揺していれば、森井からこんな言葉が降ってきた。
「俺は、今日はまだ昼飯食ってねぇんだから。
ちゃんと、お前が作った弁当食わせろよ。」
思わずポカンとしてしまった。
だって、昼休みはもうあと少しで終わるっていうのに。
まだ、昼飯食わないでいてくれたなんて。
「・・・・・・もう、購買とかでパンでも買って食ってたのかと思ってた。」
ポツリと言えば、森井は私を真っ直ぐに見て言った。
「あのさ。俺は"お前が作った弁当"が食いたいんだよ。
お前と一緒にな。
先にパンなんか食うかよ。」
じんわりと。
胸にそんな言葉が沁みてきて。
なんだか胸がいっぱいになった。
顔がまたもや熱くなる。
やっぱ、コイツはスーパー危険人物だ。
私を、いとも簡単に動揺させる。
「ま。だから、俺を待たせたお前には、お仕置きだけどな。」
歩きながら、ニヤリと、奴は不吉な笑みを浮かべた。
・・・・・・・・・頑張れ、私。
ひそかに心の中でエールを送った。