おいかける先は「青空」
夕日が沈みかけている。
訓練が終了した。
皆は食堂にむかうが
私はそのままあの男を待つ。
人がわたし以外いなくなった頃
背後から気配を感じ
振りかえる。
…目と剣が数センチのとこで避ける。
「な?!あっぶねー!何するんだよ!」
目の前にいるのは剣をもったリキだった。
背後から狙うなんて卑怯な!
刺さったらひとたまりもなかった。
手加減すてるようにも…見えなかった。
「俺の攻撃を避けるなんて、やるじゃねえか。
噂通り剣術はトップクラスだな。」
「あたったらどうすんだよ!」
「そんときはそんときだ」
おいおい。このお兄さんイカれてるんぢゃねえの?
「今日からの訓練だが
今試した通り剣術は大丈夫そうだから
次に魔術を見せてもらう」
私はとりあえず基本の魔術を順番にやっていった。
そしたら見事に成功。
まあ、魔術は案外人並み以上かもしれない。