タイトル未編集




 君と今一緒にいることがまだ信じられない。

 君が想ってくれていることが信じられない。

 でも考えれば私のほうが大事なこと全然いってないの。

 君が好きだから。

 大好きだから。

 恥ずかしくなっちゃって言えなくなっちゃうの。

 私はいつも君に大事なことは言ってくれなきゃわかんないなんていうけれど、

 それは私に言い聞かせているようなものなの。

 私は君が私のこと想っているのか不安になるけど、

 君のほうがきっと不安になるよね?

 そうだよね?

 言わなくちゃっていっつもおもってるの。

 でも君の顔見たり、声聞いたりしたら満足しちゃうの。

 こんな私でも許して?

 君のこと大好きだから許して?

 そんなこと言えたらいいのにっていっつもおもってるの。

 君が別れ際に後ろからぎゅって抱きしめてくれたから。

 それが私には

 わかってるよ。離れないでっていってるみたいだったの。

 君は顔を真っ赤にして

 だいすき

 って言ってくれたね。

 どれだけ嬉しかったかわかる?

 言葉にできないってこのことなのかな

 って心からおもったんだよ?

 だから君の手をぎゅって握って、がんばって

 だいすき

 って・・・。

 やっと初めて言葉にできた。

 言葉にしなきゃ伝わらない。

 言葉が必要ってこのことなのかな。

 真っ赤に染まった君の頬を暗闇の中で月が照らしてくれるの。

 真っ赤に染まった君の頬と私の頬。

 真っ赤に染まった君の心と私の心。

 ほら、心が繋がった。

 静かな空の下で君の鼓動が聞こえる。
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