私たちで奏でる物語

――昼休み


私はまた、校舎横で猫と戯れ


「私達のクラスね、学園祭でカフェをやるんだぁ」


(……そういえば、)


「体育祭の競技……、《出し物》って何やるんだろう?」


今日は出店の事ですべて時間を費やしてしまった


「後で聞いてみようかな?」


そう思い、再び猫に視線を戻した時だった


「栞那ちゃん♪」





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