私たちで奏でる物語

「如月さーん!これ八番テーブル!!」

「あ、はい!――お待たせしました」


私は注文されたモノを次々とテーブルに持って行く


「あ、ども。……今の子、可愛くね?」

「ん、ああ。紅一点だから尚更だよな」



「「栞那ちゃん、グッジョブ!」」


恋君と真君が同時に右手の親指を立てる


「――!」


私は恋君に教え込まれた《(営業)スマイル》が発揮出来たのだと嬉しくなった

――――と、





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