私たちで奏でる物語

「何やってんだ、お前は」

「――阿呆」


裏方から現れたのは、龍君とお盆を持った那斗君であった


「だ、だって……栞那ちゃんがぁ~~」


真君が焦りを隠せず、同じ場所を行ったり来たりとウロつく


「え?」


(……私の所為ですかっ!?)


私もどうしていいか分からなくなっておどつく

私達二人を見て、龍君と那斗君がハァと溜め息を吐いた





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