私たちで奏でる物語

「うぃーす」

「おっはろー♪」

「……」


後ろのドアが勢いよく開け放たれ、3人の男子生徒が入って来た


「お前ら、毎日毎日遅刻遅刻!そんなんじゃ、頭が良くとも一学期から欠点スレスレだぞ!?」


荒田先生の怒号が飛んで、私の身が縮こまる


「ごめんケロ!ってあれェ?」

「あ――!」

「……」


6つの目が私を捉えた

私の身が更に縮こまる





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