*天使の贖罪-勿忘草-*
解説
*解説


崇宏が昔付き合っていたのは同僚からも人気のあるサナ。

でもサナは崇宏以外の男とも遊んでいた。

それを目撃した崇宏はサナとその男に傷害を負わせてしまった。

サナとその男は命に別状はなかったものの、崇宏には1年の懲役が言い渡された。

刑務所を出た後、崇宏は自殺をしようとしていた未羽那と出会った。

そして未羽那と恋に堕ちていく。

だが、崇宏と未羽那は異父兄弟だということを知ってしまった崇宏。

そしてまた、未羽那とサナも血の繋がらない姉妹であった。

崇宏は全てを書いた手紙を未羽那に出し、自ら命を絶った。

未羽那もその手紙を読んだ後、父、母、植物状態の姉を病室で殺害してしまった。

終わらない悲しみの連鎖だった。


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