〈BL〉ぼくと先生〈短編〉
晶の指が中で
イヤラシく動いた。


「ぁ、ゃ、ダメ
動かさないで……」


「中をこんなに
濡らしてる癖に」


意地悪く耳元で
囁かれる。


二人っきりの病室。


未だに晶の指は
ぼくの中で動いていて
その時、ある一点を
掠めた。


「ひゃっ」


そこは、ぼくの
一番弱い所。
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