王子先輩、好き
「先輩?!」


「ほっぺも柔らかいしな」


ひっぱったりむにむにしだす。


「や、やめてくらひぁい!」


「痛くないならいいだろう」


「そういう問題じゃないんです」


ぶーぶー文句をいうと、


「あやも俺のを触ればいいだろう」


先輩の手が私のほっぺをはなれ、体を私の方に向けた。


「で、では…失礼します」


むにーっと、さっきのお返しと言わんばかりにほっぺをひっぱった。
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