Place of the fate〜運命の場所〜
「で?何があったのよ?いつも以上におかしいじゃん」
ほら、なんだかんだ言って結局は話を聞いてくれる。
・・・・・一言余計だけど。
「いや、あのですね・・・・・歌っているとこを毎日聞かれていたらしく」
「自業自得。じゃ、あたしトイレに、」
「待ってぇぇぇぇえ!!!そうなんだけど!!!自業自得なんだけども!!!」
席を立ってトイレに行こうとする彼女を必死で引き止める。
「OK。ちゃんと話聞いてあげるから。とりあえずトイレ行かせて」
トイレに向かう芽衣のあとを必死で追いながら、今朝のことを話す。
「それでね、すっごい笑顔。そりゃもうすごい超絶スマイルでね」
「・・・・・」