Always
Chapter4*Each New Year's holiday*

Side.M*Along with mom*

クリスマスパーティーから1週間経った大みそか。

私はおとといクリーニング屋さんへ取りに行ったドレスとボストンバックを手に、実家へ帰ってきた。

「ただいま」

玄関でそう言った私を迎えてくれたのは、
「おかえり、萌」

父親だった。

「お父さん、久しぶり。

元気にしてた?」

「ああ、元気だよ。

さっ、あがったあがった。

外は寒かっただろ?」

父親はボストンバックを自分の手に持つと、私を家の中へ促した。

私は靴を脱ぐと、家の中に入った。
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