ハリネズミの恋
Chapter18*仲直り*
翌朝。
俺は制服に着替えると、ベビーリングを銀色のチェーンに通した。
ルビーが窓から差し込んでくる日差しで、キラキラと反射して光っている。
そのキラキラと澄んだ赤色に勇気をもらった後、首にチェーンをかけた。
「行ってきまーす」
俺は家を出ると、駅の方へ向かった。
通勤通学ラッシュが激しい朝の時間帯。
そこに寧々は、
「いた…」
駅から出てきたところだった。
俺はベビーリングをシャツの上から握りしめた。
大丈夫。
怖がることなんかない。
俺は俺の意思で、ありのままに伝えればいい。
寧々に歩み寄り、
「おはよう」
声をかけた。
俺は制服に着替えると、ベビーリングを銀色のチェーンに通した。
ルビーが窓から差し込んでくる日差しで、キラキラと反射して光っている。
そのキラキラと澄んだ赤色に勇気をもらった後、首にチェーンをかけた。
「行ってきまーす」
俺は家を出ると、駅の方へ向かった。
通勤通学ラッシュが激しい朝の時間帯。
そこに寧々は、
「いた…」
駅から出てきたところだった。
俺はベビーリングをシャツの上から握りしめた。
大丈夫。
怖がることなんかない。
俺は俺の意思で、ありのままに伝えればいい。
寧々に歩み寄り、
「おはよう」
声をかけた。