ハリネズミの恋
Chapter6*嬉しい話が2つ*
モヤモヤ感がぬぐえないまま、翌日を迎えた。
「七緒」
教室に入ってきた俺を出迎えたのは太だった。
「昨日はすまんかった」
太は申し訳ないと言うように両手を前に出すと、180センチの躰を90度に曲げた。
「気にしてないからいいよ」
俺は太にそう返すと、自分の席へ向かった。
チラリと、針井の席に視線を向ける。
針井はまだきていなかった。
太が俺の後ろをついてきた。
俺はカバンを机の横にひっかけると、椅子に腰を下ろした。
太も自分の席に腰を下ろすと、俺の方に躰を向けた。
「七緒」
教室に入ってきた俺を出迎えたのは太だった。
「昨日はすまんかった」
太は申し訳ないと言うように両手を前に出すと、180センチの躰を90度に曲げた。
「気にしてないからいいよ」
俺は太にそう返すと、自分の席へ向かった。
チラリと、針井の席に視線を向ける。
針井はまだきていなかった。
太が俺の後ろをついてきた。
俺はカバンを机の横にひっかけると、椅子に腰を下ろした。
太も自分の席に腰を下ろすと、俺の方に躰を向けた。