メロンジュース
スタバを出ると、メグは路肩に止めてあるシルバーの車へと向かった。

あたしはメグの後を追う。

「乗って」

メグは助手席のドアを開けると、促した。

レディファースト…って、ヤツか?

まあ、あたしは女なんだから当たり前か。

「どうも」

あたしは答えると、車に乗った。

その後でメグが運転席に腰を下ろすと、メグの運転で車が発車した。

「これからどこ行くの?」

運転しているメグにあたしは聞いた。

って言うか、金持ちだから運転手の1人か2人は雇っているんだろうなと思ってたけど…メグが自分で運転をしているんだな。

いや、車は自分で運転するものな訳だけど。
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