メロンジュース
茶色のスーツ姿のメグが入ってきた。
へえ、メグもスーツを着るんだ。
そんなことを思ったのと同時に、メグの髪型がオールバックなことに気づいた。
うわっ、すげー大人っぽい…と言うか、メグは30を過ぎた大人だから当たり前な訳だけど。
と言うか、人は髪を上にあげただけでこんなにも違う印象を与えるのかと思った。
あたしがメグに見とれている間、当人は上から下まで珍しそうにあたしを見た。
…あっ、しまった!
ドレス姿だってことを忘れてた!
「キレイじゃん、よく似合ってるよ」
自分の格好に慌てたあたしに、メグが言った。
「――なっ…!?」
あたしはどう返せばいいのかわからなかった。
メグはフッと笑うと、
「じゃ、行くぞ」
あたしの手をとった。
へえ、メグもスーツを着るんだ。
そんなことを思ったのと同時に、メグの髪型がオールバックなことに気づいた。
うわっ、すげー大人っぽい…と言うか、メグは30を過ぎた大人だから当たり前な訳だけど。
と言うか、人は髪を上にあげただけでこんなにも違う印象を与えるのかと思った。
あたしがメグに見とれている間、当人は上から下まで珍しそうにあたしを見た。
…あっ、しまった!
ドレス姿だってことを忘れてた!
「キレイじゃん、よく似合ってるよ」
自分の格好に慌てたあたしに、メグが言った。
「――なっ…!?」
あたしはどう返せばいいのかわからなかった。
メグはフッと笑うと、
「じゃ、行くぞ」
あたしの手をとった。