メロンジュース
「マジか…。

あたしの方が敬語使わなきゃダメじゃん…」

あちゃー、萌ちゃんに失礼なことしちゃったじゃんか…。

同い年だと思って勝手にタメ口で話をしたあたしもあたしな訳だけど…。

「でも…」

萌ちゃんが呟くように話しかけてきた。

「敬語使わなくていいです。

私、そう言うの苦手なので…」

萌ちゃんは呟くように言った。

まあ、いっか。

萌ちゃんと仲良くなったんだし、わざわざ敬語使う必要なんてないよな。

あたしはそう決めると、
「じゃあ、萌ちゃんも敬語使うのやめよう？

年齢は２つも違うけど、仲良くなったことには変わりはないじゃん」

萌ちゃんに言った。
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