龍神様との恋愛事情!
あとがき
最後までお付き合い下さった読者様、ありがとうございました。
この物語は龍神様との恋を軸にストーリーが展開していきますが、私が一番書きたかったものはこれです。
“認知症が治るおばあちゃん”
実際に私の祖母が認知症になってしまい、今、祖母は特別な介護を受けられるセンターで生活しています。
もし千早様のような神様がいて祖母を治してくれたなら…。
そんな思いが発端となり、この物語は生まれました。
現実の世界でも、奇跡は起こりませんかね…?
虚しいとわかっていてもつい願ってしまいます。
人間ですから…。
ちなみに、本編で登場した白龍伝説は祖母の住んでいた土地に実在します。
他にも、七不思議がある「塒山」や枯れない「塒池」、辰年に白龍を祀る「降龍神社」など、本編では仮名を使っていますが、そのモデルとなった山も池も神社も存在します。
本当に白龍伝説が残っているのだから、伊吹様のような龍神様がひょっこり現れたりしてくれないでしょうかね?なんて…(笑)
あとがきと言いつつ取り留めのない文章になってしまいました。
ここまで読んで下さった読者様全員に感謝を込めて、もう一度お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
〈2014.12.11〉 vlad