ペラルゴニウム〜世界で一番君たちを〜
二人目は、一人目と違って出産はあっという間だった。
痛かったけれど、陣痛が来てから2時間で産まれたから、実はあまり覚えていない。
ほっぺたに大きなアザをもって産まれた次男。
それは全身麻酔で手術を要すると聞いた時は身が震える思いだった。
長男と次男に囲まれた生活は、そりゃ目が回るほどドタバタで。
赤ちゃん返りをしていた長男の方の心のケアもほとんどしてあげられなかった。
お母さんはね、このことがとても気掛かりなのです。
愛情に飢えた子になるんじゃないかって。
次男はよく寝る子で、長男の時には考えられなかった“勝手に寝る”をやってのけた。
それだけで拍手喝采の我が家。