狼さんと一緒。
次の日・・・



「あーあ・・・」


全然寝れなかった・・・。



夢に霧咲とのキスの光景ばかりが出てくるのだ。

眠れるわけがない。


かと言って寝なければ寝ないで

キスの事を悶々と考えてしまうのだ。




はぁ・・・。

なんでキスなんかされたんだろ・・・。



頭がそんな事ばかりを考えてしまう






アタシは机に突っ伏し、うなだれた





「桜木」



頭上から聞きなれたアタシのニガテな人の声がして

反射的になぜかその声を辿ってしまった



「き、霧咲・・・君」




アタシの予想通り、声の主は霧咲レン。





「ちょっと、来い」






アタシは腕を引かれ、霧咲と一緒に教室を出た




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