狼さんと一緒。
「何ビビってんの?」



霧咲は意地悪く笑っていった




「ビビってなんか・・・っ!」


いや、ビビってる。

完全にアタシ、ビビってるよっ!



高さもそぅだけど、

霧咲におんぶされてる事にビビってるよっ!





絶対アタシ重いってぇえええ・・・。





「俺の事・・・、怖い?」

「そ、それは・・・っ」

「ふっ、わかりやすい奴」




霧咲はまたも意地悪く微笑んだ



「だって俺がついていくって言ったら露骨に嫌そぅな顔しやがってたもんな。オマエ」

「えっ・・・!?」



顔に出ちゃってたの・・・っ?




< 8 / 44 >

この作品をシェア

pagetop