10年後のクリスマス…あなたに会いに行きます
クリスマスの約束
12月25日クリスマス当日、家を出ようとした私に父さんが言った。
「樺音、行っておいで。10年間よく耐えたな。潤平君とたとえ会えなくても、樺音は間違った選択はしてないと思う。父さんは潤平君を信じてるよ。」
父さんの言葉に勇気も貰った。
うん、だから、大丈夫だよ。
父さん、ありがとう。
高校まで徒歩10分、時間をかけてゆっくり歩いた。
10年前、3年間通った懐かしい道を。
少し早く着いてしまった。
高校はもう冬休み。
夕方なので公園の中は薄暗くて、街灯がついていた。
頑張ってここまで来たけど、不安でいっぱいだった。
潤平が来るのかも分からないのに。
待ち合わせまで、後10分。
胸から心臓が飛び出しそうだ。
大きく深呼吸をした。
大丈夫だよ。
そう、自分に言い聞かせたが身体の震えが、止まらなかった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「樺音、行っておいで。10年間よく耐えたな。潤平君とたとえ会えなくても、樺音は間違った選択はしてないと思う。父さんは潤平君を信じてるよ。」
父さんの言葉に勇気も貰った。
うん、だから、大丈夫だよ。
父さん、ありがとう。
高校まで徒歩10分、時間をかけてゆっくり歩いた。
10年前、3年間通った懐かしい道を。
少し早く着いてしまった。
高校はもう冬休み。
夕方なので公園の中は薄暗くて、街灯がついていた。
頑張ってここまで来たけど、不安でいっぱいだった。
潤平が来るのかも分からないのに。
待ち合わせまで、後10分。
胸から心臓が飛び出しそうだ。
大きく深呼吸をした。
大丈夫だよ。
そう、自分に言い聞かせたが身体の震えが、止まらなかった。
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