不器用な恋
不器用な願い
高校を卒業して、私は近くの大学に通う事になった。
大学はそれなりに楽しかったけど、いつもふいに、光さんの事を思い出していた。
私はその度に遠くを見ていた。
光さんに会いたい、なんて何度思った事だろう。
光さんに会えなくなっても、私の心は、光さんでいっぱいだった。
光さんと会えなくなって一年が経つと、忘れるどころか、会った時の事を思い出してしまう。
二年目が経つと、会いたい思いが募って、メールを送ろうと心みる。
…けど、知恵熱が出て送れず仕舞い。
三年目が経った頃、光さんと運命で結ばれているなら、またきっとどこかで会えると、そう信じる事にした。
そして、四年目。
大学を卒業した。
また、いとこの樹里が、私の卒業のお祝いに来てくれた。
樹里は、高校を卒業した時に光さんの事で相談にのってくれて、それからは、夢見がちな私の話も、嫌がらずに聞いてくれている。
大学はそれなりに楽しかったけど、いつもふいに、光さんの事を思い出していた。
私はその度に遠くを見ていた。
光さんに会いたい、なんて何度思った事だろう。
光さんに会えなくなっても、私の心は、光さんでいっぱいだった。
光さんと会えなくなって一年が経つと、忘れるどころか、会った時の事を思い出してしまう。
二年目が経つと、会いたい思いが募って、メールを送ろうと心みる。
…けど、知恵熱が出て送れず仕舞い。
三年目が経った頃、光さんと運命で結ばれているなら、またきっとどこかで会えると、そう信じる事にした。
そして、四年目。
大学を卒業した。
また、いとこの樹里が、私の卒業のお祝いに来てくれた。
樹里は、高校を卒業した時に光さんの事で相談にのってくれて、それからは、夢見がちな私の話も、嫌がらずに聞いてくれている。